座る姿
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一時期、デザインチェアがブームになったとき、
商品にまつわるデザイナーやメーカーなどの物語が、
ブームを下支えする変わらぬ価値としてどの雑誌にも語られていた。

私はデザイン家具を見て妄想したりは大好きだったが、
商品やマテリアルや作り手ばかりに注目が集まることに
あまり興味が持てなくて、
しゅわーっと興味が退いてしまったのを覚えている。

先日、行きつけの美容室が新店舗を開いたので行ってみた。
ラグジュアリー感が醸し出される店内のあまりの心地よさに、
どんな方がデザインのディレクションをしたのか、思わず聞いてしまったほどだ。

何よりも感動したのは、
ひとつひとつの椅子が全部違っていたこと。
全部違うテーブルチェア。美容室専用椅子なんかじゃなかった。
選ばれた椅子はそれぞれ、「座った人が美しく見える」ツールに徹している。

そのとき、あの時のデザイン椅子ブームに、
冷めてしまった自分の気持ちが、今更ながらやっと理解できた気がした。
椅子一つのたたずまいの善し悪しも大事だけど、
座る人とセットになったときに、さらにオーラを発揮する椅子ってステキ。

鏡越しに変身していく自分の姿に気持ちが「上がる」時間。
空間デザインにはそんなことまで計算に入っていたのだろうか。


(東京・六本木ヒルズ)
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# by fotalk | 2008-06-12 01:52 | 雑記
くさくさ
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くさくさとした気持ち
くさくさしちゃったきっかけよりも消えるまでの方が
たぶん何倍も時間とかエネルギーとかを使う

かといって
何事もなかったふりはできないし

そんなじぶんにおろおろして
情けなかったりする

ん、もどかしい

(箱根 芦ノ湖畔)
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# by fotalk | 2008-06-11 00:15 | たまには旅に
人生のルール
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この道を行くのに杖が必要だとして、
自分にその必要なものが備わっていなかったらどうするか。

杖を手に入れる/手に入れない

という選択肢から始まって、
どんな風に手に入れるかとか、
手に入らないならほかに道を探すのかとか、
いろんな可能性が潜んでいる。

このとき、絶対「なし」だよね、と思うのは、
嘘をつくこと。

行く気がないのに借りたいと言ってみたり、
奪うつもりで借りると言ってみたり、
借りたのに自分のものだと言ってみたり、
手に入れられないために本当は行きたくなかったことにしてみたり、
行けなかったのに本当は行けたんだというふりをしてみたり、
自分の意志じゃないのに行こうとしてみたり、
人に連れて行ってもらったのに全てわかったふりをしていたり、

落とし穴はいっぱい。
自分に言い訳することと、人に嘘をつくことは同じ。
本当に目指していたものが、なんだかわからなくなっちゃうじゃない。

創作活動をしてく上で、迷っててもいいから、「欺瞞」はやだな。
自分のことも含めて、
身の回りで起きた色んなことを通じて、ふと今日はそう思ったのでした。

(東京:銀座)
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# by fotalk | 2008-06-03 01:33 | 雑記
テラ・インコグニタ
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仮想は現実を発見し
未知はたちまち既知となる

上滑りな答えがなくなるまで問いかけろ
何が知りたい?

どん欲な気まぐれに勝つには
まだ問いが足りない
何が知りたい?
どこに行きたい?

(東京:六本木ヒルズ)
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# by fotalk | 2008-05-24 16:43 | 雑記
ルーキー!
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「わかってもらうためにやってるんじゃないんです。
自分たちの夢のためにやってるんです」
5月17日放送の「ルーキーズ」で、不良野球部の監督・川藤の言葉。

***
先日、高校1年生の前で講演をしたら、
それをきっかけにスイッチが入ったように、懐かしい記憶と感情が蘇ってくる。

高校生の頃よりも今の方が夢を持っている気がする、とふと思う。
なりたい姿がなかったわけじゃない。
叶え方がわからないことだらけだった。

過去の記憶って、宿題化したパズルみたい、と思う。
全体像はあるけど、叶わなかった所々がいつまでも抜け落ちている。

あの頃は持っていなかったピースも、
今なら手にしているかもと、自分に気づく。
もいちど確かめて、ピースを埋めるチャンス。

(写真:箱根 芦ノ湖畔)
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# by fotalk | 2008-05-17 21:50 | たまには旅に
オリジナリティ
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オリジナリティって何だろう。

だれかにインスパイアされ、
それが誰かをインスパイアする。

ある編集者は、「完全なオリジナルなんてこの世に存在しない」と言った。

そう。
みなインスパイアの響き合いの中で何かを生み出していくから。

その流れの中にいて、オリジナリティにこだわり続けるということの大切さ。
コンセプトや概念を最初から積み上げていくことの楽しさ。
コピーは思考の結晶でもある。

foto(photo) + talk

すごい写真を撮ればもしかしたら言葉はいらないのかもしれないけれど
私の場合、写真はたいてい言葉を連れてくる。
憧れる写真家たちの言葉にも憧れる。

だから、この造語をつくった。

fotalkは挑戦の過程。

(写真:表参道の裏路地)
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# by fotalk | 2008-05-08 11:19 | 雑記
きょう世界はいくつあるか
f0085650_1515355.jpg誰かといて
世界はひとつだという、
何物にも変えがたい強さを感じるときと
景色が分散するような、
様々な世界との距離を見つめているときがある

世界と私はひとつであったり、
私はどこにも存在しなかったりする

同じ場所で笑う
同じ壁を反対側から感じる
そんなことで世界の数なんて変わる

きょうの世界はいくつあるだろうか
きょうの私は世界とひとつだろうか

(写真 神戸)
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# by fotalk | 2008-03-28 01:47 | 雑記
これから
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こうしたいとか
やりたかったこととか

ずっと思っていたことがあったはずなのに

そういうことが全部小さく思えるほど
問いが答えを圧倒する

これからどうするの?

自由ってナンだ?
保障ってナンだ?

ずっと思っていたことがあったはず

(写真:江ノ島近辺の海岸)
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# by fotalk | 2008-03-24 14:44 | 雑記
繰り返すことが
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繰り返すことを恐れて進むのをやめる。
そういうことがあってもいいけれど、
きっとまた繰り返すと思うよ。
そういうものだよ。
繰り返したくないから進むんだよ。
たぶん。
そういうものだよ。

(写真:北青山)
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# by fotalk | 2008-03-19 02:51 | 雑記
君へ
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このとりとめもない話を
さっきから、くふふ と聞いている

出逢うこととか話すこととかが
本当にうれしそうで
今までの全ての時が
君がそこに居る理由に結びついているのだろうと
都合よく思う

君に伝えることばは
にじみ出す思いでありたい
ほんの1滴のしずくでしかないとしても
君にそれをあげよう

(写真:日光大谷川公園 )
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# by fotalk | 2008-01-19 15:56 | 雑記